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MindsEye Dev ローンチ時の苦境、プレイヤーに返金対応

著者:Kristen アップデート:Sep 15,2025

MindsEye ローンチの混乱続く―配信者ら直前キャンセル報告

MindsEyeの不調なローンチが新たな展開を見せています。開発元がスポンサー付き配信を直前でキャンセルする一方、フラストレーションを感じたプレイヤーたちは、通常なら返金に応じないプラットフォームからさえ返金に成功。Build A Rocket Boyはこの状況について「心が痛む」とする感情的な声明を発表しました。

デビュー作の波乱の日々

6月10日にPlayStation 5、Xbox Series X/S、Steamでリリースされたこの意欲作は、Valveのプラットフォームで「賛否両論」の評価を受けています。プレイヤーからの苦情では、パフォーマンス問題、多発するバグ、動作不良のAIシステム、ゲームプレイを中断させる頻繁なクラッシュなどが主な不満点として挙げられています。

特筆すべきは、ソニーから返金に成功したとする顧客の報告で、問題作『Cyberpunk 2077』の騒動を彷彿とさせる事例です。CD Projektの作品が一時的にPlayStation Storeから削除されたのに対し、現時点でMindsEyeに同様の深刻な措置が取られる兆候は見られません。

PlayStationがMindsEyeの返金を許可 pic.twitter.com/zzaHbNt3ET

— Wario64 (@Wario64) 2025年6月12日

配信スポンサー契約の瓦解

状況はさらに悪化し、複数のコンテンツクリエイターがスポンサー付きプレイスルー配信の急遽キャンセルを明らかにしました。ベテランストリーマーのCohhCarnageは、配信開始直前に中止を告げられるという前代未聞の経験を共有:

MindsEye開発陣がCohhCarnageのゲーム配信を開始寸前にキャンセル

彼は「配信キャリアで初めての経験」と語った pic.twitter.com/KOjyQ8ml21

— Ethan Gach (@ethangach) 2025年6月11日

感情的ダメージは、スポンサー付き配信中のDarkViperAUがゲームの宣伝中に制御不能な笑いに襲われ、冷静を保てなくなる様子からも明らかでした。

MindsEyeのスポンサー配信者がゲーム購入先を伝える場面で崩壊 pic.twitter.com/kdR3EuGims

— Ethan Gach (@ethangach) 2025年6月11日

開発陣の感情的反応

Build A Rocket Boyは公式Discordで声明を発表:「意図した通りのゲーム体験を全プレイヤーに提供できていない現状に心が痛みます...優先課題はパフォーマンスと安定性の最適化です」

チームはクラッシュの主因として、約10%のプレイヤーに影響する重大なメモリリークを特定。PC向け緊急修正を24時間以内に、コンソール向け更新はプラットフォーム認証待ちとしています。

ロードマップでは6月中に以下の改善を継続的に実施予定:

  • パフォーマンスおよび安定性の向上
  • 難易度の再調整
  • アニメーション修正
  • AIシステムの改良

現在のSteam統計では最大同時接続者数3,302人を記録していますが、この数値は全プラットフォームにおけるゲームの評価を完全に反映しているとは言えません。