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マインクラフト映画が5億ドル突破、ミームで10億ドル視野

著者:Kristen アップデート:Oct 17,2025

ワーナー・ブラザーズの「マインクラフト:ザ・ムービー」が、全世界興行収入5億ドルの大台を突破しました。

ジャレッド・ヘス監督、ジャック・ブラック主演によるこの実写映画は驚異的な上映を続けており、公開からわずか2週末で全世界興行収入は5億5000万ドルを超えました。国内収入は2億7880万ドル、海外市場での収入は2億7380万ドルに達し、合計で5億5260万ドルに上っています(出典:Box Office Mojo)。

映画の成功可能性に対する当初の懐疑的な見方は、観客がミームに加工されやすいシーン、特にジャック・ブラック演じるスティーブの印象的な台詞を受け入れたことで迅速に払拭されました。「私が…スティーブだ」「火打石と打ち金」「チキン・ジョッキー」といったバイラルとなった台詞がソーシャルメディアを席巻しました。批評家からの評価は賛否両論でしたが(当サイトの採点:6/10)、文化的な影響力が興行収入の優勢を後押ししました。

経済的成功を超えて、この映画は前例のない劇場体験を生み出しています。バイラル動画には、投げ入れられるポップコーンによる祝福から、ある印象的な上映会ではファンが本物の鶏を持ち込んだものまで、観客の自然な反応が映し出されています。この現象は非常に大きくなり、ジャック・ブラック自身がある映画館のイベント準備を手伝ったほどでした。

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本作は現在、史上最も成功したゲーム実写化作品の一つとなり、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」「名探偵ピカチュウ」「アンチャーテッド」を上回りました。次の目標は、全世界で13億6000万ドル(出典:Box Office Mojo)の興行収入を記録した「ザ・スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー」が保持する歴代記録です。

マリオのオープニング週末成績を既に上回っているマインクラフトの劇場上映は、衰退の兆候を見せていません。現在の勢いがあれば、この大ヒット作は今後数週間でアニメーション記録に挑戦する可能性すらあります。