タンゴゲームワークス、新作アクションゲームの開発スタッフを募集

Hi-Fi Rushの開発元であるTango Gameworksは、リニューアルしたウェブサイトを開設し、「未発表のアクションゲーム」を開発中であることを確認しました。

更新されたサイトには新しいブランディングが施され、未発表プロジェクトに関連する職種を募集する採用情報セクションが設けられています。そこでは、Tango Gameworksの中核となるミッションが「新作ゲームの創造と知的財産の拡大」であり、Krafton傘下の「日本東京に拠点を置く独立系開発スタジオ」として活動することが明記されています。

2024年5月、マイクロソフトはベセスダ・スタジオの複数閉鎖を発表し、Redfallの開発元であるArkane Austinと共にTango Gameworksもその対象となりました。この発表は開発関係者やファンから広範な衝撃と失望をもって受け止められました。特に、Xbox幹部のAaron Greenbergが以前、Hi-Fi Rushを「[Xbox]と[その]プレイヤーにとって、全ての主要指標と期待値を上回る大ヒット作」と称していただけに、そのショックは大きいものでした。

PUBGのパブリッシャーであるKraftonは、2024年8月にマイクロソフトからTango Gameworks及びHi-Fi RushのIPを買収し、同スタジオの閉鎖から救いました。Kraftonはプレスリリースでこの移行について詳しく説明し、「この戦略的提携の一環として、KraftonはXboxおよびZeniMaxと協力し、Tango Gameworksにおける円滑な移行と事業の安定化を図り、有能なチームがHi-Fi RushのIPを開発し続け、将来のプロジェクトを探求できるようにする」ことを確認しました。

「長い待ち時間を経て、Tango Gameworksは新たな出発を正式に切った」と、スタジオの新しいサイトは宣言しています。「私たちは、ファンの皆様と将来のチームメンバーに当スタジオを身近に感じていただくために、このサイトを開設しました。ここでは、私たちの理念を探求し、チームメンバーからの特集映像をご覧いただけます。」

「Kraftン加入以降、Tango Gameworksは新たな旅路に出発し、世界中のプレイヤーに響くゲームを開発しています」と、同社は付け加えました。「私たちは、独自かつオリジナルなIPを創造し、成長させることに引き続き注力し、ゲーム業界における特異な存在となるよう挑戦を受け入れていきます。」

Tangoはまた、そのビジョンが「クリエイティブなワークショップのように機能するスタジオの構築に集中し、あらゆるプロジェクトに注ぐ私たちの手作りのようなこだわりを反映した、『手作り』の感触を持つゲームと体験を創り出すこと」であると述べています。

では、この新作はどのような内容なのでしょうか？詳細を語るにはまだ時期尚早です。最近のブログ投稿では、Tangoは「まだ多くの詳細を共有できる段階にはない」が、「未発表のアクションゲームの初期開発に向けて複数のポジションを募集している」と説明されています。

「公開されている役職はほぼ全部門をカバーしています。そのため、Hi-Fi Rushのようなヒット作を生み出したチームでの仕事に興奮を覚える方は、私たちのスタジオの理念についてさらに詳しくお読みください。」上級レベルのデザイナー職の機械翻訳によれば、TangoはUnreal Engine 5を使用した「3Dアクションゲームの開発経験」を持つ人材を求めているようです。同様に、カットシーンマネージャーのポジションも3Dアクションゲームの経験を求めていますが、現段階ではこれ以上のヒントは提供されていません。それはHi-Fi Rush 2なのでしょうか？